千代田区立九段小学校・幼稚園新校園舎が開設

千代田区役所提供生まれ変わった九段小学校 幼稚園

文化的価値を最大限考慮した学校に

千代田区役所提供生まれ変わった九段小学校 幼稚園千代田区立九段小学校・幼稚園新校園舎が9月3日(月)に開設した。

1903年3月に東京市上六尋常小学校として誕生し、1947年から九段小学校に改称、現在の校舎は1926年に竣工したもので、歴史的価値のある建物となっている。
2003年6月に千代田区景観まちづくり重要物件の指定を、2009年2月には経済産業大臣より「地域活性化に役立つ近代化産業遺産」の認定をそれぞれ受けた。

関東大震災の復興事業にあたり東京市は、不燃化構造とするため鉄筋コンクリート建築を採用、また、公園を併設するなどの試みも行った。
これは都市計画の中に小学校を設置し、災害時の避難所としても使えるようにしたもの。

復興小学校には、町の顔として時代の意匠をまとった凝ったものが多くなっており、九段小学校もパラボラアーチ型の窓や、土筆の塔など意匠設計でも特色を凝らしている。

日本建築学会関東支部は、九段小学校・幼稚園について、「整備計画においてはこのかけがえのない文化遺産の価値を最大限に考慮した保存改修をお願いする」と強く要望していた。
千代田区教育委員会は、竣工後約80年が経過していたため、施設の老朽化に対する改善と、良好な教育環境の整備に着手、今回、無事竣工した。
復興小学校建設当初の外観を再現し、歴史的価値の継承を目指すとともに、子どもたちの学習活動や交流など現代の教育ニーズを踏まえた設備を備え、明るく健康的な生活空間として整備した。

また、地域の住民が交流し、さまざまな活動の場として安心・安全に利用できるよう、セキュリティや利便性も考慮している。
9月22 日(土)PM2時からPM7時まで区内在住者、保護者などを対象に施設見学会を開く。
12月1日(土)からは、学校の授業などで使用しない時間帯は、体育館、ランチルーム、家庭科室などを一般開放する予定だ。

提供・千代田区役所広報広聴課
(地域ライター 長井雄一朗)

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