女性の視点から防災を考えましょう(4)

女性ならではの機転で大切なペットを守ろう

これまで3回にわたり、避難方法(マンション編)や女性用防災グッズ、弱者を守る方法を書いてきました。
そこで第4回目は、大切な家族の一員であるペットの防災対策についてです。

近年は地震だけでなく、水害なども頻繁に起こっています。
TVでは、災害が起きた時、ペットが家に取り残されたり迷子になってしまい、さまよっているところが映し出されているのをよく見かけます。
このような状況を作らないために飼い主にできることを紹介していきますので、参考にしてください。

災害時ペットもパニックに!

環境が一瞬にして大きく揺らぐ災害時には、ペットもパニック状態になります。
飼い主が抱え込んで制御しても、それ以上の力で暴れたり、外に飛び出し行方不明になってしまうという事例もあります。
ペットには必ず身元がわかるものをつけておきましょう。
名前と電話番号を書いたネームタッグがおすすめです。

ペット用の水とフードはふだんから用意

災害時に備え、ペット用の水とフードは最低でも1週間分は用意しておきたいものです。
ふだん食べているドライフードなら未開封のものを最低でも1袋、缶詰やレトルトなら長期保存ができるうえ水分が多く含まれているので水分補給にもつながります。
多めに買い置きしておいてもよいでしょう。
水は人間と共用でもよいですが、すぐに足りなくなってしまうことが考えられるので、ペット用は分け用意しておくとよいでしょう。

避難所生活を過ごすための準備

被災後、避難所での生活が余儀なくされることも考えられます。
避難所生活では、飼い主もペットもできるだけ周囲を気にすることなく安心して過ごせるようにしたいものです。
避難所において役に立つのがキャリーバッグで、中でも、ペットだけの空間が作れるドーム型キャリーバッグを用意しておくとようでしょう。
そこで、キャリーバッグに馴れさせるため、ふだんから家の中でキャリーバックを置いて、中でおやつをあげたり、眠らせたり、居心地のよい場所であることを認識させておく必要があります。

非常時の気遣いと衛生面

非常時こそ、ペットと飼い主のモラルが問われます。
ペットが、吠えたり、人をかんだり、徘徊したりしないように普段からペットとの信頼関係を築き、ペットの行動を制御できるようにしておくことが大切です。
また、排泄用のトイレシーツは多めに用意してください。
男の子の場合はマーキングガードを使用するのが良いでしょう。
強力な消臭剤もマナーとして用意してください。
(地域ライター 防災係)

関連記事

  1. 住宅火災による死者が急増しています

  2. 女性の視点から防災を考えましょう(1)〜地震時の避難方法マンション編〜

  3. 小松川千本桜まつり