明けましておめでとうございます。今年は、韋駄天効果で人形町が人気!

2019年、新年を迎え東京オリンピック2020へ向けたカウントダウンがいよいよ始まる。

オリンピック効果や昨今のマラソンブームが相まって、韋駄天様を祀られる人形町の聖観音宗寺院大観音寺に参拝される方が急増している。
特にマラソン人口の増加で東京マラソン前の時期は参拝される方が多いとのこと。
これに更に拍車を掛けるのが、今年のNHK大河ドラマは、東京オリンピックに因んだ第58作目となる『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(いだてん とうきょうオリンピックばなし)が本年1月6日より放送開始となる。
『いだてん〜東京オリムピック噺〜』が放送されると参拝者がますます増加するだろう。

しかし、この「いだてん」という言葉はよく耳にするが、「韋駄天様」、「韋駄天走り」とはどの様な意味なのか?

韋駄天(いだてん)はヒンドゥー教の3柱主神の1人であるシヴァ神の子とされている。
この韋駄天は、仏舎利(釈迦の遺骨)を奪って逃げ去った足の早い捷疾鬼(しょうしつき)を追って仏舎利を取り戻したことで、更に早く走る神として崇められている。
転じて、足の速い人の例として「韋駄天走り」といわれる。

その韋駄天走りに相応しい人物として、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、金栗四三(かなくり しそう)を題材とした作品となる。
金栗四三は日本人初のオリンピック選手の一人となった逸材で「最速」と「最長」の称号を持つ。
1911年(明治44年)にストックホルムオリンピックのマラソン(当時25マイル)予選大会で、世界記録を27分も縮め大記録となる2時間32分45秒で走り抜けた最速記録を持つ。
一方で本大会では、体調不良で意識を失い届け出ずに帰国したことで54年8カ月6日5時間32分20秒3という世界最長記録を持つ者となることは逸話でもある。
この54年の期間中に金栗四三は、1964年の東京オリンピックや東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の開催に向けて尽力したことで「マラソンの父」であり、当時の世界記録から「韋駄天走り」として語り継がれる。

聖観音宗寺院の大観音寺に祀られる韋駄天様が早く走ることで勝運や身体健全に加えて盗難防止などの御利益があるとされている。
大観音寺は、1880年(明治13年)に創建。
本尊の銅仏は、北条政子が掘り出した古鐵(ふるかね)の正観音の御髻(みみずら)を感得し、新清水寺として祀られていたが、廃寺となったことで、大観音寺に移された。東京都指定有形文化財に指定されている。

東京都中央区日本橋人形町1の18の9(人形町駅より2分)

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