東京のお寺さんめぐり

プロローグ『お寺さんって何?』

年末年始も近づいた弊社の編集会議。弊社編集部では来年からの企画として地域にあるお寺さん巡りの連載企画が浮上した。その中でも企画会議中に話題になったのが、日本人の8割以上が仏教徒と言われているが、果たしてどのくらいの日本人がお寺さんに詳しいんだろう?という単純疑問だった。筆者も現在40代であり小さな頃は近くのお寺さんの境内で友達と遊んだものだが、恥ずかしい話だがお寺さんのちゃんとした知識がない。東京都内にあるお寺さんには、有名なお寺さんから地域のお寺さんまで様々なお寺さんがあるが、基礎知識の有無でお寺さんの見方も関心も違うと思うので、今回はお寺さんについて参考までに調べてみたので簡単にご紹介したい。

日本の仏教徒数は?

お参りする子どもたち2013年の統計によると、日本は約8470万人が仏教徒であるとされる。
日本の仏教の宗派ってどんなのがあるの?
日本の仏教は数多くの様々な宗派が存在するが、十八宗と呼ばれる18の宗派は、華厳宗、法相宗、律宗、真言宗、天台宗、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗、融通念仏宗、時宗、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗、三論宗、倶舎宗、成実宗、普化宗、修験宗の18宗がある。
また、伝統的な仏教の宗派としては、華厳宗、法相宗、律宗、真言宗、天台宗、日蓮宗、浄土宗、浄土真宗、融通念仏宗、時宗、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の13宗がある。

1940年の宗教団体法公布以前にはいわゆる13宗56派が公認されていた。同法公布後、これら13宗56派は28宗派に再編され、第二次大戦後はさらに分派独立したものが多いが、伝統仏教の13宗の系譜はいずれも現代に引き継がれている。
現代では、仏教と神道は区別されることが多いが、幕末までは仏と神を一体で不可分とする神仏習合の時代であった。

日本の寺院数や仏像数は?

日本には約7万5000の寺院、30万体以上の仏像が存在する。
世界最古の木造寺院『法隆寺』があり、最古の仏典古文書も日本に存在する。

日本への仏教の伝来はいつ頃?

大仏『日本書紀』によると、仏教が伝来したのは飛鳥時代、552年(欽明天皇13年)に百済の聖王(聖明王)により釈迦仏の金銅像と経論他が献上された時だとされている。
しかし、現在では『上宮聖徳法王帝説』(聖徳太子の伝記)の「志癸島天皇御世 戊午年十月十二日」や『元興寺伽藍縁起』(元興寺の成り立ち・変遷を記述したもの)の「天國案春岐廣庭天皇七年歳戊午十二月」を根拠に538年(戊牛年、宣化天皇3年)に仏教が伝えられたと考える人が多いようである。
歴史の教科書にはこちらの年号が載っている。

最近では、終活や地方から東京へお墓の移動など高齢化社会に適応したニーズが高まっている。
仏教が日本に伝来し1400年以上が経ち、仏教は日本に浸透し身近なものになった。
しかし身近になりすぎて、よくわからいことも多いと感じる。
皆さんはお住まいの近くにどんなお寺さんが存在し宗派は何か?ご本尊は何か?ご存知だろうか?宗派を問わず地域にあるお寺さんを知ることも大切な事かもしれない。
地域によっては緊急避難場所に指定されているお寺さんも多い。

弊社編集部では、2019年から読者の皆さんのご近所にあるお寺さんを順番に紹介していきながら、様々な問題を抱える地域社会に『高齢化社会と東京と地域のつながり』を皆さんに今一度考えてもらえる機会を創出していきたい。
東京には様々な宗派の寺院が約2600も存在する。
この機会に読者の皆さんも近所にお寺さんが何か所あるか調べてみる事を年末年始の時期だからこそおススメしたい。

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